セッション9


セッション9
この映画はサイコサスペンスだとは思いますが…ちょっと期待外れかも。

<ストーリー>
廃院となったかつての有名な巨大精神病院を再利用するために、アスベスト除去を受注した業者。工期を短縮して請け負ったが、その負担のためにチームの折り合いも悪く、精神病院の中で不気味にも工員が行方不明となってしまう…

凄惨なシーンを極力出さずに、チラ見させながら恐怖を醸し出す映像はハラハラさせます。特に暗闇の中、金網の通路を逃げ惑うシーンは緊迫させます。

そんないい演出なのに残念なのが、わりと落ちが最初から読めてしまうのではないか、というところです。なので、謎解きを楽しむ人には向いてないかもしれません。途中途中ではった伏線を拾い切れてないヶ所もいくつかありますし。
男優陣の演技はいい味してます。徐々に苛立ち、相互不信に陥り、関係がばらばらになっていくところは見物です。特に主演のはいい不安定感を醸し出しています。

そして最大の見所は、舞台となるダンバース精神病院です。ここはかつて実際に運営されていた病院で、一時は7000人!も入院していたようです。アメリカでは恐怖スポットとしても有名だそうで。金網で遮断された内部、翼状の建築構造や壁画など欧米の巨大精神病院はこんな感じだったのかと知ることができます。
ロボトミー手術などで最先端を走っていた病院でもあり、精神医学の負の側面に触れられます。
しかし、建物はとても実際的なのに作中で描かれる解離性同一性障害の治療が、時代背景があるにせよ、かなり強引に治療?しているような印象です。まぁさまざまな治療方法を実際に即して描いている映画はほとんどないものですが。
正直なところ映画の内容よりもそのロケ地に惹かれて観ましたが、その意味では期待どおりの映画でした。
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